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Second OPINION通信 No.12

2022年12月30日
​2025年7月30日改訂

2025年7月
 円安がまた進んでいます。30日為替対米148円
迷走しています。これは米国通貨も安くなっている影響で迷走して いるのです。トランプ大統領の突進に不安を感じた投資家が資金をヨーロッパに移していることが原因のようです。そのためユーロやポンドが高くなっています。しかしこれも一時的のように思えます。トランプ大統領の一件が落ち着き、世界経済がトランプ関税に対して落ち着きを取り戻したら、また円安が続伸するという見方が大きいようです。
 最近の円安の原因は、米国ドルを買う動きと国内円が供給過多にあります。 トランプトランプ大統領が大統領就任時のあいさつで大きな約束を取り交わしました。対米投資額増強、兵器輸入、対米貿易黒字解消等多岐に及びますが、どれを取っても大量にドルを買う政策になっています。また米国保護主義の元、米国で拡販する企業の生産拠点を米国内に設置することを要求され、自動車や服飾関連企業がそれに従って動いています。これも円安要因です。国内では政府主導で現金配布が行われ、ますます円のばらまきが加速、インフレ続伸(物価上昇、貨幣価値低下)が加速しています。これも円安要因です。まだまだ円安要因はあります。
 更に米国は追加関税を課しました。日本の対米貿易が不平等だと言うのです。確かに今まで日本は米国頼みの貿易をしてきました。実は米国以外の貿易は5.5兆円の赤字です。対米貿易の8.8兆円の黒字で日本は安定させてもらっているのです。この貿易黒字がなくなったら我々は大きな貿易赤字国に転落することになります。政府はそれを避けるために、特に自動車貿易を守るために更に大きな対米投資を約束したのです。
そしてその投資から得られる利益の割が米国の取り分だとの契約を交わした旨報道されていました。不平等というか舐められているというか。   
 さあ、これから日本はどうなるのでしょうか。まさに追い詰められた感がすごい年になってしまいました。自分の糧は自分で守ってゆく、そんな基本的な考え方が今重要に思えてきます。自分の将来は自分で作る。年金など当てにせず、有効な情報を取り入れて進んでいくことが一番安心できる道ではないでしょうか。
 こんな時代だからこそ生命保険を通じて、資産を大きくしてゆくこと、これが我々の使命に思えます。長期の資産形成は生命保険が中心となります。保険会社各社は少しづつ運用がよく将来に夢が持てる商品を開発してきています。うまくそれを使って明るい将来を作る努力をしてゆきましょう。そのための援助を我々はさせて頂きます。

 
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